AITuber — ローカルLLMで動く2キャラ同時会話AI配信システムを個人開発した話
このプロジェクトについて
「AITuber」は、ローカルで動くLLMとTTSを使って、2体のバーチャルキャラクターがリアルタイムで掛け合いトークをするAI配信システムです。
YouTube LiveやTwitchで配信しながら、視聴者のコメントにも自動で反応します。クラウドAPIに依存せず、RTX 5090 1枚でLLM推論からTTS音声合成、アバター描画まで完結するのが特徴です。
キャラクター
| キャラ | 役割 | アバター |
|---|---|---|
| 白紙ちゃん | メインMC。ツッコミ・解説担当 | VRM(Three.js) |
| ツインテールちゃん | サブMC。明るく元気なトーク担当 | Live2D(PixiJS + Cubism4) |
2人の掛け合いは50秒サイクルで自動生成され、30%の確率で視聴者コメントをトピックに取り込みます。
システム構成
graph TD
subgraph OBS["OBS Studio"]
VRM["VRM表示<br/>白紙ちゃん"]
L2D["Live2D表示<br/>ツインテールちゃん"]
OV["オーバーレイ<br/>メトリクス・コメント"]
end
ORC["Orchestrator<br/>50秒サイクルで会話を自動生成・制御"]
VRM --> ORC
L2D --> ORC
OV --> ORC
ORC --> LLM["LLM Engine<br/>vLLM + Qwen3.5"]
ORC --> TTS["TTS<br/>Style-BERT-VITS2"]
主要コンポーネント
| コンポーネント | 技術 | ポート |
|---|---|---|
| LLM推論 | vLLM + Qwen3.5-35B | :8000 |
| 音声合成 | Style-BERT-VITS2 (SBV2) | :8005 |
| VRMアバター | Three.js + Vite | :5173 |
| Live2Dアバター | PixiJS + Cubism4 + Vite | :5174 |
| オーケストレーター | Node.js(会話ループ制御) | :3001 |
| 配信制御 | OBS WebSocket + obs-mcp | — |
技術的なこだわり
ローカル完結
クラウドAPIを使わないので、配信中の通信コストはゼロ。RTX 5090のVRAM 32GBに収まるようモデルサイズとバッチを調整しています。Qwen3.5-35Bで約67 tok/sの推論速度を実現。
リアルタイム掛け合い
50秒サイクルの中で「台本生成 → TTS → リップシンク → 表示」を完結させます。OrchestratorがSSE(Server-Sent Events)でフロントエンドと通信し、発話タイミングを制御。
OBS自動化
Claude Codeから obs-mcp 経由でOBSを直接操作。配信開始・終了・シーン切替・テロップ変更まで、ターミナルから「配信開始して」と言うだけで実行できます。
マルチノード対応
メインPCでLLM推論、サブPCでTTSやVLMを分担。SSHトンネルで接続し、負荷を分散しています。
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Qiita
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Zenn
ショート動画
AITuberのキャラクター「リンネ」を主役にしたショート動画もTikTok・YouTubeで展開中です。AIクイズ形式のコンテンツを週3〜5本ペースで制作しています。
今後の展望
- VRChat連携: リンネのアバターをVRChat内で動かし、uLipSyncによるTTS駆動リップシンクを実現(開発中)
- ショート動画量産: Gemini画像生成 + Video2Xアップスケールによる制作パイプラインの自動化
- 視聴者インタラクション強化: コメント応答の精度向上、ゲーム連携
このプロジェクトは個人開発として継続中です。進捗は X (@toki_mwc) で発信しています。
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